銀行カードローンやフリーローンは、貸金業法が適用されないため、総量規制対象外となり、高い融資を期待することが出来ます。

 

また、金利も上限が14.5%前後と大手消費者金融のカードローンに比べ、3%以上低いなど総返済額も低く済むというメリットがあります。そのため、先ずは銀行カードローンから申し込む方が多くなります。しかし、年収が高く、他社借入金額も低いのに利用限度額が低くなるケースがあります。

 

そもそも、銀行カードローンや消費者金融のカードローンでは年収よりも返済能力を重視しており、『年収=返済能力』と考えられていません。実際には、『可処分所得』という考えにより、年齢や職業、勤続年数、そして家族構成といった情報を基に返済能力が査定されます。

 

一般的にスコアリング審査では、家族構成や持ち家かどうかという項目があり、単身者や賃貸は低く評価されてしまいます。しかし、実際の返済能力というのは逆の評価となってしまうため、スコアリング審査が良いといって借入額がアップする訳ではありません。

 

むしろ、家族が多いほど可処分所得の割合が、生計費により減少してしまいます。生計費は、各家庭ごとに異なるため、総務省が『費目別、世帯人員別標準生計費』というものを定めています。如何に収入が多くとも、家族構成により標準生計費が多くなるほど返済能力に余裕がなくなってしまいます。

 

また、毎月の収支に余裕があったとしても、標準生計費がベースとなるため、返済能力が低く査定されます。

 

結果的に、収入が少なく、家族構成が多くなるほど可処分所得という考えによる返済能力の査定は不利になってしまいます。そのため、キャシング契約をする際は可処分所得を計算しておくことが重要なポイントとなります。

 

可処分所得が低い程、他社借入の追加も難しくなるのが実態です。